ウォールストリートジャーナル:あなたもいかが?米で増える「ワーケーション」

記事要約

 ワーケーションとは、働きながら休暇を取ることである。休暇先から勤務先のサーバーにログインするなどして、働きながら旅行などすることができる。休暇をとるのが苦手な米国人には、休暇と仕事の一体化を上司に願い出る人が増えつつある。

疑問

 日本での実現は可能か?

考え・主張

 記事内でも触れられているが、ワーケーションという制度が適するかどうかは人や職種によるだろう。休暇中まで働きたくないという人もいるだろうし、逆に仕事熱心な人にとっては、オフィスのような堅苦しい場所ではない場所でリラックスしながら働けるという点で、この制度は適していると言えるだろう。
 日本においては、この『適する人』がなかなかいないのではないだろうか。休暇中に仕事をする人はいるだろうが、わざわざ旅行した先で仕事に打ち込みたいという人はあまりいないだろう。日本の場合は、仮の休暇を取ったら本当の休暇が欲しいと思い始める人も多く出てきそうである。何より、この制度が米国で成功しないならば、日本で成功することもないだろう。

その他

 特になし。