河北新報Online:眼科医になりすまし無免許男性が診察・仙台

記事要約

 仙台市の眼科診療所「ひまわりアイクリニック仙台」で、医師免許のない男性が実在の医師になりすまし、医療行為をした疑いがあることが分かった。同会は、男性が診察したとみられる患者らに文書で謝罪。代金を返還するなどした。

疑問

 なぜ無免許で医療行為をするに至ったのか?

考え・主張

 眼科に関わらず、受診するということは医師に命を預ける行為と言っても過言ではない。今回の件では重大な事件は起こらなかったようだが、受診した患者からしてみれば、まさか自分を診た人が無免許の医師だとは思わなかっただろう。患者は免許を持っていない人に診てもらいたいとは当然思わないだろうし、医師の方にも相応の実力と責任が必要なのである。
 男性はたった9日診察しただけだが、責任が問われる医師という立場上、今回の件のように報じられるのは当然のように思う。また、このようなことが私達の身の回りに起こらないとも限らない。医師という立場に限定せず、『素人がプロになりすますのは危険である』ということを教訓として覚えておきたい。

その他

特に無し。