読売Online:健康に悪い?「電子たばこ」規制強化の動き

記事要約

 「電子たばこ」の一部の製品の蒸気から、発がん性物質ホルムアルデヒドが検出され、その濃度がたばこを上回ったことが厚生労働省研究班の調査で分かった。これまで、電子たばこは『健康に良い』と謳われていたが、今回の件で巻きたばこより健康に良いとは一概には言えなくなった。

疑問

 電子たばこが巻きたばこよりも健康にいいと言われていた根拠とは?

考え・主張

 記事の下にある電子たばこ使用実態のデータが興味深い。48%の人が電子たばこを知っていたと書かれているが、皆さんは電子たばこを知っているだろうか。私は『電子たばこ』というものの存在は知っていたが、それがどのようなものかは知らなかった。
 電子たばこは、ニコチンなどを入れた溶液から水蒸気を発生させて吸引する器具である。巻きたばこと比べ税金がかからず、禁煙効果が期待されるということから、若者を中心に支持されてきた。その電子たばこが今回、有害物質が検出されたことで大きな波紋を呼んでいる。
 今回の件で、電子たばこが健康上の効果があると認められなくなったことから、電子たばこに対する規制が必要であると私は考える。若者は『かっこいいから』という理由で電子たばこを嗜んでいるようだが、有害物質が検出された以上、そのような理由で手放しに使用することは認められない。巻きたばこと同じく、受動喫煙の問題があるからだ。今まで電子たばこの健康に対する影響は『不明』とされていた以上、早急な対応が求められる。

その他

特に無し。