NHKニュース:グーグルマップのいたずら表示 姫路城なども

記事要約

 Googleのサービス、Googleマップにおいて、何者かによるいたずらとみられる表示が皇居や警視庁のほか、広島の原爆ドーム大阪城や姫路城など各地で相次いで見つかっている。Googleの情報審査システムの穴が原因だと思われる。

疑問

 このいたずらに対する対抗策とは?

考え・主張

 記事では、Googleマップはユーザーからの情報と共に、外部の情報サイトから得た情報からマップにデータを表示させているという。対抗策も書かれているが、『複数の情報源からデータを表示すること』はその複数の情報源が全て間違った情報では意味が無いし、『直接現地に行く』というのは、間違った表示が多数あるならあまり現実的ではないように思われる。
 システムの構造上、間違った情報を修正し、不適切な内容を表示させないようにするのは簡単ではないように見える。新しいシステムを構築しただけでは、いたずらする側はまたシステムの穴を突いてきて、このままではイタチごっこになってしまうだろう。Googleには決定的な対抗策を打ち出すことが望まれる。
 サービスを利用する私たちにもGoogleに協力することはできる。それは、間違った情報を間違った情報だと判断し、直ちに管理者に報告することだ。今回の件は誰がどう見ても間違った情報だと判断できるようないたずらだったが、今後、より悪質ないたずらがあった時に、騙されないよう慎重な判断をしていきたい。これは今回の件に限った話ではなく、インターネットを利用する上でとても大切なことだ。